学ぶことをやめた者は老人である。
〇本のタイトル
『お金に困らない人が学んでいること』
著者:岡崎かつひろ
〇本の内容
Prologue:「学ぶ」ことによって、人生はいつからでも変えられる
CHAPTER1:お金に困りたくなければ、学び続けなさい
・そもそも、何のために学ぶのか決めよう
CHAPTER2:学力偏差値ではなく、人生偏差値を上げよう
・経験に投資して「人生偏差値」を上げよう
・自分を成長させる方法
CHAPTER3:お金につながる「インプット」の技術
・人間の意志は弱い、だからこそ仕組化で学びを自動化しよう
CHAPTER4:人とお金を惹きつける「アウトプット」の技術
・アイデアを武器にする方法
CHAPTER5:学びをお金に変えるということ
・学んだことは、その日のうちに行動する
・顧客心理を学ぶと、喜ばれながらお金を稼げる
〇学んだこと
この本から学んだことは、
①「学ぶことは楽しい!!!」
②「人生偏差値を上げることが大切」の2つです。
①「学ぶことは楽しい!!!」では、学ぶことは楽しい・役に立つマインドを持つ大切さを学びました。
著者いわく、「まず何を学ぶ前に、学ぶとは楽しい・役に立つマインドを持つ」ほうが大切だということ。その通りだと思いました。情報にありふれ選択肢が多すぎるこの時代に、今の自分は何を学んだら将来役立つだろうとばかり考えていました。しかし、まずは学ぶことは楽しいというマインドを持つ。また、役に立たないと思うことでも、今後の人生のどこかで役立つことがあるかもしれないというマインドを持つ。この2つのマインドを持つことで、あらゆることに対して学ぶ姿勢が身につくようになり、他人に興味・関心が持って、コミュニケーションも楽しめると思いました。
また、「学ぶことは楽しい!」と思うマインドのほかに、学ぶことへのモチベーションを保つためは、「学ぶ目的を明確にすること」が重要だと学びました。手段が目的化してはいけない。そのためには、今までの人生の棚卸をし、自分の中の価値観・軸を見つけることをやらなければいけないと思いました。
②「人生偏差値を上げることが大切」では、人生で価値があるのは「経験」で、人生偏差値は挑戦と失敗の数に比例することを学びました。
物の価値は、物自体がなくなれば価値がなくなるし、時が経つにつれて価値が上がる物もあれば下がる物もあります。しかし、経験は自分の中にずっと残り続け、時間の経過とともに価値が下がることはありません。むしろ、時間が経つほど、他のいろんな経験が積み重なって価値が上がることだってあります。だからこそ、若いうちからいろんな経験をすることが大切で、いろんな経験をしている人は魅力的なんだと思いました。著者も、「人生偏差値はその人の魅力である」と述べており、すごく納得しました。
また、「人生最大の失敗は、失敗しないことである」という言葉も刺さりました。何事にも挑戦するマインドを持ち続けたい。また。失敗を避けることよりも、失敗の経験から学び、同じ失敗を繰り返さなけことだ大切だと学びました。
「お金に困らない人が学んでいること」を読んで、①「学ぶことは楽しい!!!」「②人生偏差値を上げることが大切」ということを学びました。
近代自動車産業の偉人ヘンリー・フォードの言葉はこんな言葉を残しています。「20歳であろうが80歳であろうが、学ぶことをやめた者は老人である。学び続ける者はいつまでも若い。人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ」。最後にこの言葉を借りて、私はいつまでも若くいたいと思いました。